☆2017/11/13（月）　お口の役割について今一度考えてみましょう　ー０３－　『会話・コミュニケーション』について。

皆さん、こんにちは！

副医院長の竜平です。

本日は、お口の３つの役割の内の２番目『会話・コミュニケーション』についてお話させて頂きます。

私たちは毎日、会話を行いながらコミュニケーションを行います。

会話時には声を出します。そして、顔で笑顔や怒り、悲しみ等、様々な感情を表現します。また、皆に聞いて欲しい時には大きな声を出し、聞かれたくないときには小さな声で話す等、声の大小でも感情を表現します。

この様に、大小様々な声をだす、笑顔や怒りの表情を作るなど、口は会話時に大きな役割を果たします。

発声は、喉（のど）にある声帯が振動する事によって音をつくり、あ、い、う、え、お、それぞれ、別個に歯・顎（あご）・口唇（くちびる）・舌（した）が複雑な動きをしながら行われています。

歯が抜けていたり歯並びが悪かったりするとそこから空気がもれますし、舌の裏にあるヒダの動きがぎこちないなどの異常があると発音障害（構音障害）を起こします。

古い話で恐縮ですが、タレントの松田聖子さんが若かりし頃、滑舌（かつぜつ）が悪く、舌の裏にある筋（すじ）を切る手術を行った事があるのは有名な話ですよね。

思春期の頃なんかは特にそうだと思いますが、異性の友達にモテたいと思った事がありませんか。モテたいので様々な方法でその子とコミュニケーションを図ろうとしたと思います。そして、不潔だとモテないので一生懸命に歯を磨いてたと思います。仕事でも同じです、営業の方などは特にお口の中を綺麗に保つ意識が高いと思います。

この様に、清掃の行き届いたきれいな歯や歯肉、整った歯並びは、美しさ（審美性）に関わり、コミュニケーションの過程で重要な役割を果たします。

 - リョーヘイ先生のブログ