☆物理的プラークコントロールについて－０2－　ブラッシング方法について。

　皆様こんにちは。

　本日のブログは、歯みがきの方法について説明をさせて頂きます。

　皆様は、普段の歯みがきに方法について、意識をした事はありますか？

　細かく丁寧に時間を使って磨いている方もいらっしゃるでしょうし、中には、ガシガシと力任せに磨いている方もいらっしゃると思います。

　ここで、今一度、歯みがきは何故行うのかを考えてみましょう。

　口臭を気にする為、むし歯や歯周病にならない為、気になる異性に嫌われない様にする為、等々、人それぞれに想いがあって磨きますが…

　なぜ、歯を磨くのか？

　それは、以前にもブログで説明させて頂いた様に、お口の万病の元であるばい菌、プラーク（歯垢）を取り除く為です。

　ですので、歯を磨くのであれば、効率が良く、より多くのプラークを除去できる方法をお教えさせて頂きたいと思います。

　歯みがきには、かなり昔の時代から歯医者の先生方が、様々な方法を考案されています。

　名前を挙げていくと、スクラビング法、フォーンズ法、バス法、IVM、横磨き法、縦磨き法、ローリング法、スティルマン法、スティルマン改良法、チャーターズ法、生理的刷掃法、ゴッドリーフ法、つまようじ法、等々…。

　キリがないほどあります。

　そこで、今回は、簡単で清掃効果も高く歯みがき方法の基本とされている、「スクラビング法」について説明をさせて頂きます。

　毛先を歯の面に当てて、軽い力で横に小刻みに動かしてください。そして、歯の表側と咬む面は毛先を垂直に、裏側は４５度くらいの角度で歯ぐきの方向に向けます。ただし、前歯の裏側は歯みがきを縦にしてください。くれぐれも、注意をして欲しい事は、決して毛先を強く当ててはいけない事です。

　本日、紹介させて頂いた歯磨き法は「スクラビング法」ですが、瀬尾歯科医院では、患者様一人一人に最適な磨き方を組み合わせて、歯みがき指導をさせて頂いております。普段の歯みがきで、気になる事がありましたなら、お気兼ねなくご来院頂きたいとおもいます。

　本日のブログは以上です。

　ご一読、ありがとうございました。

 - リョーヘイ先生のブログ