☆お口の中の不潔物について　ー０３ー　「歯のステイン（着色沈着物）」について。

2018/02/15

　皆さん、こんにちは。

　本日は、お口の中の不潔物の「ステイン（着色沈着物）」について説明をさせて頂きます。

　「着色沈着物」とは、簡単にいうと、歯の表面についた汚れが原因で歯に着色がある状態で、歯の審美障害の要因の一つになります。（ちなみに、他の歯の審美障害には、歯が欠けた、歯が抜けた、金属のかぶせ物・詰め物を入れている等があります。）

　着色は、老若男女を問わずに、多かれ少なかれ認められます。なんと、乳幼児にも認められることがあります。

　歯の着色には、外因性のものと、内因性のものがあります。

　外因性のものには、色素を有した食べ物や飲み物が歯にしみ込んだり、色素だけが歯に付着する事によって生じます。例えば、コーヒーやタバコのヤニ、紅茶や緑茶などです。そして、この着色は、研磨剤入りの歯磨き粉の使用によって、ある程度の予防が可能です。が、いったんステインが歯に付着や吸着をしてしまった場合は、自宅で行う歯みがきだけでは完全に除去は難しいので、通常は、せお歯科医院にて専門の機械やホワイトニングの薬剤を用いての除去が可能です。

　内因性の着色は、生まれ持って歯の色が違うものや、テトラサイクリン系抗生物質など、小さいころに服用したお薬の副作用、また、むし歯によって歯が黒くなって起こったものを言います。この場合、歯みがきや専門の機械でのホワイトニングなどの除去は不可能で、歯を削って被せ物を作る事によって解決をします。

　せお歯科医院では、歯の着色についても治療を行っています。

　ホワイトニングも最新の技術を皆で勉強しておりますので、安心して相談して頂きたいと思います。

　本日のブログは以上です。

　ありがとうございました。