☆８０２０（ハチマルニマル）運動について

本日は、「８０２０（ハチマルニマル）運動」について説明をさせて頂きます。

宜しくお願いします。

日本の平均寿命は、男性８０歳、女性８６歳と世界有数の長寿国となり、また老人の占める割合は、近年の少子化の影響をうけて２６,０%と超高齢化社会となっています。国民一人一人が、生涯にわたって元気で活動的に生活が出来る、「明るく活力のある社会」を作る為に、「健康寿命の延伸」や「クオリティオブライフ（生活に質の向上）」を目標とする口腔保健対策を進める事が重要であす。

特に、高齢期における、日常生活における疫学調査にて、お口の健康状態は、生活の質や全身の健康にダイレクトに関連する事が明らかにされました。

特に、歯が２０本残っていると、硬い食べ物等、様々な食品の咀嚼が容易である事から、８０歳で２０本の歯を残すという「８０２０運動」を展開しています。

この様な状況の中で、日本においては、歯科の法律や健康増進法を中心とする、「健康日本２１（第２次）」、「新健康フロンティア戦略」などを策定し、生活習慣病予防対策や介護予防を推進しています。

いずれにおいても、『歯の健康は重要である』と位置づけられています。

「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動 が始まりました。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切 です。ぜひ「８０２０」を目指してください。

せお歯科医院も、その一助になれるように、日々、頑張って参ります。

本日は以上です。ご一読ありがとうございました。

 - リョーヘイ先生のブログ