☆2017/11/21(火)唾液の役割、働きについて考えてみましょう ―01― 「唾液とは」
皆様、こんにちは。
副医院長の竜平です。
今回からは、唾液(つば)の事について説明をさせて頂きます。
唾液は、お口の中にある「唾液腺」から分泌されています。一日で、約1,0~1,5リットル分泌が行われています。
「腺」とは、あまり聞いた事がないと思われますが、人間の体内にある器官の中で分泌活動を行う細胞の集まりを言います。
一言で唾液と言っても、ネバっとした「粘性唾液」と、サラッとした「水溶性唾液」の2種類があります。
睡眠をしている安静時にも、唾液は分泌されますが、味覚刺激、お口の中の粘膜に食べ物等が触れた時や歯で食べ物を咬んだ時の刺激、温度刺激、痛みの刺激を感じると、唾液の分泌が強制的に起こります。特に、味覚刺激は唾液分泌と最も関わりが深く、味の中では酸味(すっぱい味)が最も多量の唾液を分泌し、塩味、苦味、甘味の順に分泌量は少なくなります。
また、唾液分泌の質と量は、自律神経の交感神経と副交感神経でも調整が行われています。
交感神経が強く働くと粘性唾液を少量分泌し、副交感神経が強く働くと水溶性唾液が多量に分泌されます。面接やお化け屋敷などで、ドキドキと興奮している状態だと粘液性の唾液が少量しか分泌されないので、口が乾くという訳です。
本日は以上です。次回から、細かい働きを説明させて頂きたいと思います。
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